「甘樫丘」

「采女(うねめ)の袖吹きかへす明日香風

 都を遠みいたずらに吹く    

           志貴皇子 」


采女乃 袖吹反 明日香風 

京都乎遠見 無用尓布久



   若いときに 会社の仲間と 

   明日香に出かけた

   はじめて 甘樫丘に登った

   そこには 飛鳥時代に

   蘇我入鹿の 宮居があったという

   その丘から 大阪の方を 望んで

   作った 短歌


      甘樫の 丘に登りて 難波見ゆ

      我が思ふ人 ともにあらばや

               冽 人


甘樫丘よりの展望


  

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