「 令 」 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 5月 18, 2021 「 初春令月 気淑風和 」 万葉集 巻五 初春の素晴らしい月 気は淑然として 風は和んでいる大宰府の長官であった大伴旅人が梅の宴会を催してその序文に書かれた言葉である「令」は「靈」の当て字として用いられ「神々しい」とか「素晴らしい」の意味を有するらしいそのような時代を標榜していたのに令和はコロナ禍に翻弄されているポスト・コロナへの一筋の光を早く持ちたいものだ大宰府跡 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
「虹のような言葉の織物」 4月 25, 2021 「さらに美しい虹のような言葉の織物を紡ぎだす」ために 人間は相手の在り方や対応の仕方によって、様々にその在り方や対応を変えるものだと思う。つまり相手をする人間の数だけ、その人は色々な顔を持っているし、色々な人間性を表面に表わすのではなかろうか。太鼓が打ち方によって様々に鳴るように、人間も相手のパーソナリティによって、様々な応え方、響き方をするように思うのである。それ故にこそ、今までの自分になかったような打ち方をしてくれる、人間的に魅力のある人との出会いを、人間という存在は待っているのかもしれない。その邂逅した相手によって、さらに美しい澄んだ響きを鳴らすために。少し気取っていえば、「さらに美しい虹のような言葉の織物を紡ぎだす」ために。 幻の「辻が花」 続きを読む
「芭蕉と蕪村と虚子」 1月 15, 2021 金福寺にての句 うき我を さびしがらせよ 閑古鳥 芭蕉 耳目肺腸 ここに玉巻く 芭蕉庵 蕪村 徂く春や 京を一目の 墓どころ 虚子 洛東 金福寺 この金福寺には、ご承知のとおり 芭蕉庵がある。 虚子の句のとおり、寺より少し登った ところにあり、 庵は簡素なものであるが、 京の眺望がよい。 また金福寺は、 井伊直弼の寵愛を一時受け、 その後京の町で、 長野主膳と諜報活動を行った 村山たか女が、 晩年を過ごした寺でもある。 続きを読む
「俳人・杉田久女」 6月 01, 2021 明治23年(1890年)~昭和21年(1946年) 「花衣 ぬぐやまつわる 紐いろいろ」 「春の夜の まどゐの中に いて寂し」 「谺して やまほととぎす ほしいまま」 明治23年(1890年)~昭和21年(1946年) 鹿児島生れ 東京育ち 御茶ノ水高等女学校卒業後、 小倉中学の 美術教師・杉田宇内と結婚 ほととぎす同人となるも、 昭和11年虚子に除籍さる 橋本多佳子に俳句の手ほどきを行う 黛まどかは、久女の俳句を知って、 俳句の世界に入った 続きを読む
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