「美と真と善」

「美は真を貫く、善も貫くかもしれない」

            小林 秀雄


人生における探求は,真・善・美であると言われる。

しかし小林秀雄は真と善の上に美を置いている。

何が真か、いずれが善かは、判然としないことが多い。

けれどもどちらの在り方や行為が美であるか否かは、

かなり判断しやすいものである。

美しく生きたいものであるが、これが至難の業である。

小林秀雄は、白洲正子の文学における師匠であった。

そして白洲正子の骨董の美における師匠である

青山二郎は次のように書いている。

「美とは魂の純度の探求である」。

小林秀雄と青山二郎


青山二郎





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