「時超えて」

「時超えて 残るものもし ありとせば 

 紡ぎて光る ことば一片(ひとひら)」

           尾崎左永子 


時を超えて残る言葉とは

万葉集の中の万葉秀歌の如く

千年を超える時の経過を経ても

誦んずれば

金剛石の如ききらめきを放ち

魂に沁みこんでゆくような

そんなひと片の言葉

ドレスデン



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