「キリストに倣いて」

「自分に打ち克ち、日毎より強くなり、いくらでも特に進むことが出来ることが、私共の務めでなければならない。」

「すべての言葉や本能を軽々しく信ずるな。むしろ慎重に、気長に、神のみ旨に従って、事をはからねばならない。」

「自分を、自分以上のものに見せようとするな。」

    トーマス・ア・ケンピス  『キリストに倣いて』

この本は、広島のN町教会のH神父さんより

二十歳の誕生日に頂いたものである。

時々好きなところを開けて、拾い読みをしてきた。

トーマスはドイツのケルン近郊のケンペン生まれで、

生年1379年、没年1471年である。 

ア・ケンピスとは、ケンペン出身のという意味である。

ヴィンチ村のダ・ヴィンチと同じである。

『キリストに倣いて』(『イミタチオ・クリスティ』)は

黙想と祈りを通して神にいたる道を説く著作である。

トーマス・ア・ケンピス


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